実施中の研究プロジェクト(2024年度)

科研費

基盤研究(B)「電磁ノイズを発生しないパワーエレクトロニクスの技術体系化」(代表)


省庁系プロジェクト

NEDO先導研究プログラム 未踏チャレンジ2050
「デジタルアクティブゲート技術を駆使したノイズフリー・パワエレ電力ネットワークの創生」

文科省プロジェクト 革新的パワーエレクトロニクス創出基盤技術研究開発事業
「SSTの高性能化に向けた回路・デバイス・制御技術の統合技術開発」

文科省プロジェクト 宇宙航空脱炭素技術等創出プログラム
「脱炭素化に向けた航空機電動化のためのパワーエレクトロニクスシステムの研究開発」


共同研究

図研テック(株)
「eZラーニング(図研テックeラーニング)監修」(学術指導)

ほか、4件(非公表)


当研究室との共同研究等について

当研究室は、企業や他研究機関等とのコラボレーションを積極的に行っております。お気軽にメールでご相談下さい。また、横浜国立大学における産学官連携の形態はこちらに記載されておりますのでご一読下さい。


研究内容

電磁ノイズを発生しないパワーエレクトロニクス技術に関する研究

FCLA試作回路

現在広く使用されているパワーエレクトロニクス機器は,パワー半導体デバイスのスイッチング動作を用いることで高効率な電力変換を実現している。一方,スイッチング動作の欠点として,原理的に電磁ノイズの発生が避けられず,しばしば電力変換器は「ノイズを撒き散らす箱」と認識されてしまっている。本研究では,高い変換効率を維持しつつ原理的に電磁ノイズを一切発生しない電力変換方式を提案,実証,技術体系化し,新しいノイズフリーのパワーエレクトロニクス分野を創生しようとするものである。そのコア技術は,パワー半導体デバイスの超マルチレベル化,線形動作化とその制御およびそれらの高密度実装である。

  

デジタルアクティブゲート制御

デジタルアクティブゲートドライバ制御回路

パワー半導体デバイスの高速化によって,パワーデバイスを駆動するゲートドライバの詳細なチューニングや寄生成分を考慮した実装の重要性が益々高まっている。本研究では,デジタル制御によりスイッチング中にゲート駆動力を変更することの出来るアクティブゲート制御を用いて,スイッチングの過渡波形を実装状態や電力変換回路の動作状態に合わせて適切に制御することでスイッチング損失や電磁ノイズを最適化する研究を行っている。

この他にも、多数の研究テーマがあります。(後日追加予定)